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Wi-Fi 6 対応に向けてスイッチインフラストラクチャに必要な 5 つの戦術

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今日のビジネスでは、IoT、そして音声やビデオなど大きな帯域幅を消費するアプリに対応するために、より強力かつ一貫性のある無線ネットワークを必要としています。Wi-Fi 6は、802.11ax としても知られていますが、これにより、さらに高速かつ信頼性の高い接続が可能になり、アクセス・ポイント一つに対してより多くのデバイスを使用できます。
しかし、Wi-Fi 6 のより向上した機能は、企業ネットワークに大きなプレッシャーももたらします。従来の規格の 4 倍の速度を獲得することにより、Wi-Fi 6 は有線ネットワークに対し、以前にもましてより大きな帯域幅を求め、レガシースイッチング設備ではこの課題に対応できないでしょう。

以下に記載することが、現代の企業が直面している紛れもない厳しい事実です。
• Wi-Fi 6 の展開作業はすでに始まっている(1)
• 10 億を超える Wi-Fi 6 のチップセットが 2022 年までに出荷と推測される(2)
• • Wi-Fi を個別管理するようなレガシーネットワークの機能では、コストが増大し、機器数も増加し、非効率になってしまう(3)

Wi-Fi 6 対応のために、御社のビジネスを次世代スイッチングインフラストラクチャへ移行する過程においては、以下の 5 つの必須機能を念頭に置いてください。

機能 #1: ワイヤスピードと VOQ

ネットワークの速度は、最も遅いコンポーネントと同じ速度です。有線ネットワークの最大処理能力が適切でなければ、Wi-Fi 6 への移行は実用性を欠いたものになります。多くのレガシースイッチはヘッドオブラインブロッキングに直面し、各ポートのスループットが制限され、時間と収益の両方が犠牲になります。

仮想出力キューイング (VOQ) およびワイヤスピードパフォーマンスを備えたノンブロッキングアーキテクチャを持つスイッチを求めてください。データセンタースイッチとしては一般的に使われていますが、高密度 Wi-Fi 6 を導入したキャンパスネットワークやエッジネットワークが以下を実現するうえで、重要な役割を担います:

  • スイッチを通るトラフィックフローの最適化によってヘッドオブブロッキングを阻止
  • すべてのポートで最大パフォーマンスを獲得

機能 #2: マルチギガイーサネット

旧規格の 802.11ac と比べて飛躍的なな高速化の能力を持つ Wi-Fi 6 に対応するには、はるかに大容量の有線インフラストラクチャが必要になってきます。 ネットワークインフラストラクチャの再配線には時間と費用がかかるだけでなく、資材、人手、ビジネス中断から発生するダウンタイムの費用は相当な額になります。

各ポートにマルチギガイーサネットを提供するスイッチを配備することにより、コストを抑え、ビジネス中断を防止し、次世代の有線ネットワークに対する将来の投資になります。また、オートネゴシエーション機能により、イーサネットネットワークは、所定のケーブル構成で可能な最高速度に移行し、1、2.5、5、さらに 10 Gbps のデータレートに対応できるようになります。

機能 #3: モジュール式の柔軟なアップリンク

御社のキャンパスネットワークには現在、アクセスレイヤーおよびアグリゲーションレイヤーで 10GbE アップリンクしか必要ないかもしれません。しかし、Wi-Fi 6、IoT、その他のデジタルテクノロジーの進展により、近い将来にアップリンクを 25 GbE あるいは 50 GbE にまで拡張することを余儀なくされたら、どうなるでしょうか。

既存のスイッチポートのスループットを高めるように支援するモジュール式フレキシブルアップリンクを提供できるソリューションに投資してください。従って、、既存のモジュールを購入して交換を行う代わりに必要なのは、単純な構成変更と新しいトランシーバーだけです。

機能 #4: 常時オン PoE

信頼性の高い Power over Ethernet (PoE) は、IoT デバイスや Wi-Fi 6 を展開する企業にとっては交渉余地のない必須設備です。PoE によって 20 年間近く前から、企業は配線コストを大幅に節約して低電圧デバイスを接続し、1 本のケーブルでデータ信号と電力の両方を供給できるようになっています。

最近の有線ネットワークでは、常時オン PoE は、Wi-Fi 6 アクセス・ポイントおよびその他の重要なデバイスに対し、スケジュールされた再起動やファームウェアのアップグレード中でも給電を維持します。また、最先端ネットワークで鍵となるのは、PoE 稼動の動的な監視と割当て、および高価なハードウェアを交換せずに利用できる PoE 電力を高増やすのに役立つモジュラー電源の利用です。

機能 #5: ダイナミックセグメンテーション

バーチャルセグメンテーション戦略を実施するエンタープライズネットワークの割合は、2019 年の 1% 未満から 2023 年には 30% を超えるまでになるでしょう。(4)

多くの Wi-Fi 6 アクセス・ポイントが IoT の事実上のプラットフォームとなり、個別ゲートウェイの購入・管理の必要性がなくなっていくでしょう。ただし VLAN、ACL、およびその他従来の静的構成機器に依存し続ける IT 担当部署にとっては、IoT デバイスと関連トラフィックのセキュリティが頭痛の種であり続けるでしょう。

対照的に、ダイナミックセグメンテーションは、ネットワークのセキュリティを簡素化します。ダイナミックセグメンテーションにより、有線および無線両方のインフラストラクチャにロール別およびデバイス別のポリシーを自動的に適用・実施することで、IT が Wi-Fi 6 に関連する IoT およびモバイルデバイスのセキュリティを簡単に備えられるようにします。たとえば、IoT 対応のセキュリティカメラには、特定のサーバーへのアクセスだけ制限する役割を割り当て、悪意のある行動者がネットワーク全体に広がる可能性を排除することができます。

将来のために設計されたスイッチングインフラストラクチャの展開

最先端スイッチは、単に有線接続のためのポートであるだけでなく、ビジネスに不可欠な有線・無線 IoT トラフィックの集約ポイントでもあります。

自社のスイッチングインフラストラクチャを最新化することにより、Wi-Fi 6 およびその他の次世代テクノロジーの予測不可能な要求に対応するために必要な高帯域幅、電力、可用性、および高度なセキュリティを供給することができるようになります。

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出典:

(1) ブロードバンドテクノロジーレポート、“Wi-Fi 6 という覆いの下での展望” 2019 年 1 月。

(2) ブロードバンドテクノロジーレポート、“Wi-Fi 6 という覆いの下での展望” 2019 年 1 月。

(3) Gartner が 5 つのコスト最適化戦術を特定、プレス・リリース 2019 年 6 月

(4) Zimmerman、Tim、“セグメンテーションかそれとも隔離か: 「すべての」デバイスを接続するためのベストプラクティスの実施" Gartner、2019 年 10 月。